戦場ヶ原のオオマルハナバチ
2024年7月20日のことだが,戦場ヶ原(栃木県日光市中宮祠)を訪問した。
赤沼駐車場からゆっくりと歩きながら進み,青木橋付近に到達したところで雲が広がりポツポツと雨粒が降ってきたので,引き返すことにした。それでも,約2時間半ほどの間にかなり多種類の動植物を観察できた。幸運だったと思う。
自然観察路の木道から見える湿原で開花しているノアザミ(Cirsium japonicum)にオオマルハナバチ(Bombus hypocrita)が来ているのが見えたので,ズームいっぱいでその写真を撮った。
ホザキシモツケ(Spiraea salicifolia)の花にもオオマルハナバチが来ていた。
奥田圭・田村宜格・關義和・山尾僚・小金澤正昭「ニホンジカの高密度下における防鹿柵の設置がマルハナバチ群集の回復に寄与する効果」保全生態学研究19巻2号109~118頁(2014年)によれば,戦場ヶ原とその周辺には,オオマルハナバチのほか,ミヤママルハナバチ(Bombus honshuensis),ナガマルハナバチ(Bombus consobrinus),トラマルハナバチ(Bombus diversus),ヒメマルハナバチ(Bombus beaticola)が棲息しているとのこと。
ノアザミ(Cirsium japonicum)
オオマルハナバチ(Bombus hypocrita)
同上
同上
同上
ホザキシモツケ(Spiraea salicifolia)
オオマルハナバチ
昆虫エクスプローラ:オオマルハナバチ
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