栃木県芳賀郡益子町益子:観音寺
過日,真言宗豊山派・如意山宝珠院観音寺(栃木県芳賀郡益子町益子)を参拝した。本尊は,如意輪観世音菩薩。
関東八十八ヵ所霊場第三十番札所,関東百八地蔵尊霊場第四十八番札所となっている。
本尊の木造如意輪観世音菩薩坐像は,茨城県の文化財に指定されている。
観音寺は,天平9年(737年)に行基によって創始された古い寺院。その後,延暦年間に弘法大師によって如意輪観音が安置され,山号を如意山と改めた。
明治時代に宝蔵寺(栃木県芳賀郡益子町下大羽)を合併し,その際,宝蔵寺の地蔵堂を観音寺境内に移転した。
境内の墓地区画奥には陶製益子大仏がある。この大仏は,陶器店街となっている通りから拝することができる。
なお,観音寺の境内地は,益子古城跡の一部を構成する郭跡だったと考えられている。益子古城の主郭付近は,史跡公園として整備・公開されている。
観音寺入口付近
石段
本堂
本堂側面
地蔵堂
鐘楼
梵鐘
庫裏
益子大仏
古い供養塔など
馬頭観世音
二十三夜供養塔
庚申塔?
関東八十八ヵ所霊場:第三十番霊場如意山観音寺-益子観音-
益子町:木造如意輪観世音菩薩坐像
余湖:益子古城(御城・益子町益子字御城山)
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