印西市小倉:小倉古墳と庚申塔群
過日訪問した小倉鳥見神社(千葉県印西市小倉)の入口(正面鳥居左手)には比較的大きな塚のようなものがある。
この大きな塚のようなものは,小倉古墳と呼ばれる円墳。小倉古墳の墳頂には浅間神社と思われる小祠が祀られている。
小倉古墳の現況は,全体として方墳のようにも見えるが,これは後代に富士山とするために掘削された結果だと推定される。また,本丘の南東側が道路拡張工事によって一部削平されている。
現況における小倉古墳の墳丘の大きさは径約10m・高さ約3m。元はもう少し大きな古墳だったと考えられる。
小倉古墳の墳丘南西側には15基の石碑が並んでいる。これらの石碑は主に庚申塔と三山碑なのだが,明治時代以降に建立されたものが多いようだ。
北西の方から見た小倉古墳
北の方から見た小倉古墳
北東の方から見た小倉古墳
南東の方から見た小倉古墳
墳頂の小祠(浅間神社?)
庚申塔など
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