アメリカジガバチ
2024年7月19日のことだが,成東・東金食虫植物群落(千葉県山武市島)を訪問し,花や野鳥などを観察した。
成東・東金食虫植物群落の敷地内でアメリカジガバチ(Sceliphron caementarium)を見た。
アメリカジガバチは,北アメリカ原産の昆虫であり,日本国では1945年に初めて確認された帰化種。現在,千葉県内では広く分布しており,6月~10月に成虫が発生する昆虫種とされている。
アメリカジガバチは,キゴシジガバチ(Sceliphron madraspatanum)と非常に良く似ており,生態も類似するため,キゴシジガバチが圧倒され,衰退しているらしい。
成東・東金食虫植物群落の敷地内では,タカトウダイ(Euphorbia pekinensis)の上部であちこち探している個体の様子を見ることができたが,幼虫の餌となるクモ類を探しているのだろうか?
この個体の腹部の斑紋は小さく暗赤色となっている。
この個体の腹部の斑紋は小さく暗赤色となっている。
また,成東・東金食虫植物群落の管理棟の受付台の下で壁面に泥をこすりつけ,巣を構築中の個体の様子を見ることもできた。
この個体の腹部の斑紋はやや大きく帯状で黄色となっている。
タカドウダイの上部で物色中の個体
同上
同上
同上
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受付台の下で泥巣を構築中の個体
同上
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成東・東金食虫植物群落を守る会
千葉県教育委員会:成東・東金食虫植物群落
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