コガラ?
2024年7月5日のことだが,戦場ヶ原(栃木県日光市中宮祠)を訪問した
戦場ヶ原を一周するコースを歩き,いま見られる動植物を観察した。
林の中を通る木道を歩いていたところ,頭上の木の枝に小型の野鳥が移動してきたのを見つけ,とにかく写真を撮っておいた。ただし,鮮明な写真は撮影できなかった。この写真とピンボケでさっぱりわからない写真の2枚しか撮れなかった。
どうにかこうにか姿が写っている写真を見ると,シジュウカラ(Parus minor)の幼鳥,ヒガラ(Periparus ater)の成鳥,エナガ(Aegithalos caudatus)の幼鳥のようにも見え,紛らわしい。
喉付近の羽色から判断すると,コガラ(Poecile montanus)ではないかと思う。ただし,喉下の部分~腹部の写真を撮ることができなかったので,確実な同定ができない。
写真撮影の時点では,その周辺でシジュウカラの群れの声も聞こえていたので,コガラではなく,シジュウカラの巣立ちしたばかりの幼鳥という可能性は残る。
なお,これまでの経験上,シジュウカラの群れに混じってメジロやエナガのような小さな鳥が一緒に行動しているところを何度も見ている。そのことから,シジュウカラの声が聞こえたからといって「シジュウカラしかいなかった」ということにはならない。なかなか難しい。
バナーはシステムによって自動的に割り当てられるので,記事内容と関係のない項目が示されることがあります。
クリックしていただけると,励みになります。

この記事へのコメント