戦場ヶ原~小田代原のヤマキマダラヒカゲとサトキマダラヒカゲなど
2024年6月20日のことだが,戦場ヶ原(栃木県日光市中宮祠)を訪問した。
戦場ヶ原から小田代原まで足を延ばし,結構長くアップダウンのある遊歩道を移動中,ヤマキマダラヒカゲ(Neope niphonica)を見ることができた。
奥日光では,2024年6月5日に湯ノ湖(栃木県日光市湯元)の湯滝脇の階段でもヤマキマダラヒカゲを見ている。
写真撮影できた個体は地面に降りていたものだけ。何か土中から滲み出ている水分を吸水しているような個体を見た。何かミネラル分などを含む水分を吸水しているのかもしれない。
腐った果実か何かのようなものに集まっている個体も見た。ヤマキマダラヒカゲだろうと同定していたのだが,ちょっと気になって見直しをしてみた結果,サトキマダラヒカゲ(Neope goschkevitschii)に該当する可能性が高いと考るに至った。ただし,自然交雑の可能性は否定できない。
そして,ある場所では,コチャバネセセリ(Thoressa varia)と一緒になって吸水しているサトキマダラヒカゲを見た。
戦場ヶ原~小田代原では,ヤマキマダラヒカゲとサトキマダラヒカゲが混生している場所があるということなのだが,たまたまそのような場所を通り,そのような混生の状況を観察したことになる。
赤沼から小田代原方面に向かう遊歩道
橋
ヤマキマダラヒカゲ(Neope niphonica)
湯川
同上
腐った果実のようなものに群がる
サトキマダラヒカゲ(Neope goschkevitschii)
林内の様子
同上
遊歩道
展望場所から見える景色
コチャバネセセリ(Thoressa varia)
サトキマダラヒカゲ(Neope goschkevitschii)
同上
同上
林内の様子
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