2024年6月20日に戦場ヶ原の自然観察路で見た鳥
昨日(2024年6月20日),戦場ヶ原(栃木県日光市中宮祠)を訪問した。
至近距離からアオジ(Emberiza spodocephala)の写真を撮ることができた。離れた木の枝で大きな声をあげているウグイス(Horornis diphone)をどうにかこうにか撮影。
センダイムシクイ(Phylloscopus coronatus)ではないかと思われる鳥とキセキレイ(Motacilla cinerea)も見たけれども,写真撮影できなかった。
カッコウ(Cuculus canorus)やツツドリ(Cuculus saturatus)の声も聞こえたが,その姿を確認することはできなかった。
なお,大型観光バスに乗って見学旅行の児童が次から次へとやってくる。このような素晴らしい自然環境に直接触れるということは,教育という側面からはとても良いことだと思う。しかし,累計で凄い人数になる人々が恒常的に木道を通過しているので,この場所は,(いろんな意味で)野鳥観察や野草観察には適さない場所となっているのではないかと考えられる。
手持ちのコンパクトデジカメで撮影しているし,他の来訪者の通行の阻害にならないように十分に気をつけながら撮影している。
そして,そのような集団の通過をやり過ごし,そのような集団の切れ目を狙って探鳥し,写真撮影。
アオジ(Emberiza spodocephala)
同上
同上
同上
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ウグイス(Horornis diphone)
同上
同上
同上
木道及び散策路以外の場所には立ち入ってはならないということになっているのだが,釣人だけはどこでも自由に歩き回っている。
釣人が頻繁に歩く場所の柵は破壊されており,頻回に踏みつぶされて道のようになってしまっている場所には野草が生えていない。入漁券を買うと自由に歩き回れるのだろうか。自然保護という簡単からすると根本的なところで矛盾だらけの場所だと思う。
この場所における漁協の活動(養殖及び放流)も全面禁止すべき時がきているのではないかと考えられる。観光の過剰とまでは言わないが,自然環境に対する来訪者の人口圧力が高まっているので,そうせざるを得ないと思う。
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