2024年6月6日にひたち海浜公園で見た花と鳥など(その2)
2024年6月6日のことだが,国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市馬渡)を訪問し,園内の動植物を観察した。
この日に見たハナハタザオ(Dontostemon dentatus),エゾスズラン(ハマカキラン)(Epipactis papillosa),オオウメガサソウ(Chimaphila umbellata),ウメガサソウ(Chimaphila umbellata),イチヤクソウ(Pyrola japonica),タチバナモドキ(Pyracantha angustifolia),トラフムシヒキ(Astochia virgatipes),クロイトトンボ(Paracercion calamorum),テングタケ(Amanita pantherina)イグチの一種(Boletus sp.)については既に別のブログ記事を書いたので,それら以外の動植物に関してこのブログ記事を書くことにする。
砂丘区画内の動植物を観察した後,時計と反対回りに歩いて国営ひたち海浜公園の主要区域を訪問し,その場所に棲息する動植物を観察した。
みはらしの丘の南側~西側の斜面は,その季節にはネモフィラなどの綺麗な花を咲かせる植物の巨大花壇となっているが,北側~東側の斜面には野草が生えており,夏にはヨシなどの背の高い植物が生える。
そのような場所は,野鳥の繁殖地ともなっているようで,声で判断する限り,セッカ(Cisticola juncidis)とオオヨシキリ(Acrocephalus orientalis)が棲息している。
どうにかその姿を視認できないものかと探したところ,セッカと思われる小型の鳥が飛びたち,すぐに草藪の中に隠れるところを見ることができた。オオヨシキリに関しては,(大きな声であげるので)勢力を誇示して声をあげている姿を確認し,1枚だけ写真撮影に成功した。
ひたちなか自然の森(茨城県ひたちなか市長砂)の区画内では,シジュウカラの親鳥と巣立ちしたばかりの雛鳥の群れが移動しながら食べ物を探す練習をしているところと遭遇した。この季節には木々の葉が遮蔽物となってしまい小さな野鳥の姿を写真撮影できる幸運に恵まれることは稀なのだが,どうにか何枚かそれらしい写真を撮ることができた。
テリハノイバラ(Rosa luciae)
テイカカズラ(Trachelospermum asiaticum)
ハナビシソウ(Eschscholzia californica)
同上
オオヨシキリ(Acrocephalus orientalis)
ネズミモチ(Ligustrum japonicum)
クリ(Castanea crenata)
同上
沢田湧水前の柵
(公園関係者とガイドツアー参加者以外は立入禁止)
シジュウカラ(Parus minor)の雛鳥
シジュウカラの親鳥
ムラサキシキブ(Callicarpa japonica)
ノアザミ(Cirsium japonicum)
観察池
木道
アカミミガメ(Trachemys scripta)
同上
同上
オオバノトンボソウ(Platanthera minor)
ホオジロ(Emberiza cioides)
同上
スイセンガーデン付近
水のステージ付近
昆虫の蛹を咥えるスズメ(Passer montanus)
ハシボソガラス(Corvus corone)
たまごの森
大観覧車
バラ園(一部)
リナリア(Linaria sp.)
ポピー(Papaver sp.)
コゲラ(Yungipicus kizuki)
同上
環境省:日本の外来種対策 アカミミガメ
侵入生物データベース:ミシシッピアカミミガメ
国営ひたち海浜公園
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