2024年6月5日に奥日光・湯ノ湖とその周辺で見た花や鳥など(その2)
2024年6月5日に奥日光・湯ノ湖(栃木県日光市湯元)を訪問し,湯ノ湖を一周する散策路を歩いてみた。湯ノ滝脇の駐車場にクルマを停め,そこから先は徒歩で往復。
この時に見たズダヤクシュ(Tiarella polyphylla),シロバナノヘビイチゴ(Fragaria nipponica),マイヅルソウ(Maianthemum dilatatum),ヤマキマダラヒカゲ(Neope niphonica),カワゲラの一種,トビケラの一種,キセキレイ(Motacilla cinerea),ゴジュウカラ(Sitta europaea)のような鳥,イワツバメ(Delichon urbica),マガモ(Anas platyrhynchos)については既に別のブログ記事を書いたので,それ以外の動植物についてこのブログ記事を書くことにする。
散策の途中でツクバネウツギの仲間(Abelia)であることは確実であるけれども,淡い黄色の花を咲かせる小低木を見た。オオバツクバネウツギとも呼ばれるウゴツクバネウツギ(Abelia spathulata var. stenophylla)ではないかと思われる。
調べた限りでは,ウゴツクバネウツギは,新潟県及び山形県の山地に分布する植物であり,栃木県日光市及びその周辺には分布がないことになっている。
入手可能な資料によれば,奥日光・湯ノ湖周辺に分布しているのは,基本種であり白い花を咲かせるツクバネウツギ(Abelia spathulata)だけということになっている。ただし,これまでに実施された植生調査がウゴツクバネウツギのような変種の存否の調査を含めていたかどうかは不明。また,自生ではなく植栽の可能性も否定できない。
湯ノ湖
御堂(地蔵堂?)と馬頭観世音
クロベ(Thuja standishii)
湯ノ湖
コハリスゲ(Carex hakonensis)
同上
遊歩道
湯ノ湖
ツクバネウツギ(Abelia spathulata)またはその変種
同上
同上
ズダヤクシュ(Tiarella polyphylla)
湯ノ湖から見た男体山
木道
キノコ(種名不詳)
湯ノ湖周回線歩道案内図
オオバン(Fulica atra)
木道
マムシグサ(Arisaema serratum)
シオヤトンボ(Orthetrum japonicum)
同上
同上
レンゲツツジ(Rhododendron japonicum)
ツボスミレ(Viola verecunda)
ワタスゲ(Eriophorum vaginatum)
奥日光案内図
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