奥日光・湯ノ湖のマイヅルソウ
2024年6月5日のことだが,湯ノ湖(栃木県日光市湯元)を訪問し,湯ノ湖を一周する散策路を歩いてみた。
散策の途中で,自生のマイヅルソウ(Maianthemum dilatatum)が開花しているのを見ることができた。
溶岩の隙間や倒木の割れ目などに生えた苔や朽葉などの中に根を下ろして生きている。
初夏とはいえ,夜間にはかなり気温が下がる。空中湿度が高く,地衣類やコケ類の生育に適した場所。何とも過酷な環境に生きる植物だと言える。
植物体全体が小さいので,普通の環境では他の植物に圧倒され(=光を奪われ),衰退してしまうのだろうと推測される。つまり,普通の環境下では栽培が困難な植物種の1つということになりそうだ。
湯ノ湖
マイヅルソウ(Maianthemum dilatatum)
同上
同上
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湯ノ湖
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