ゴジュウカラ?

2024年6月5日のことだが,湯ノ湖(栃木県日光市湯元)を訪問し,湯ノ湖を一周する散策路を歩いてみた。

途中で,湖面に伸びるシラカバのような樹木の幹の上をコゲラ(Dendrocopos kizuki)のように素早く動き回る野鳥が見えた。逆さまになって下側に位置するようになっても全く問題なく動きまわることができる。

撮影できるかもしれないと思い,とりあえずカメラを向けてズームにしてみると,コゲラではないことがわかった。しかし,即座に同定できない。判断していると飛び去ってしまうので,とにかく撮影できるだけ撮影しておくことにした。

あまり良い写真ではないのだが,どうにかこうにか撮影できた写真を検討してみた結果,黒色の過眼線のようなものがある。腹部は灰色~白色で肩のあたりには腹部と同じ色合いの入江状の部分が腹部から続いている。尾は短い。

頭部や尾部の外形的特徴から,ムシクイの仲間ではないと判断した。形状と羽色から判断して,シジュウカラ(Parus minor),コガラ(Poecile montanus),ヒガラ(Periparus ater),ヤマガラ(Sittiparus varius)ではない。

間違っているかもしれないが,ゴジュウカラ(Sitta europaea)なのではないかと思う。



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