潮来市大生:大生古墳群の5号墳と23号墳再訪
以前,5号墳と23号墳を訪問した際には,通行可能な範囲が限定されており,23号墳の近くまで寄れる散策路のようなものがなく,古墳群所在地外側を通る道路から23号墳の墳丘一部を見るしかなかった。
今回の訪問の際には,古墳群所在地の整備が少し進められているように見えたので,23号墳所在地の方まで行ってみたところ,散策路のようなものが延長されており,墳丘の手前まで行くことができた。地元の保存会の方々の尽力によるものと思われる。まことにありがたいことだと思う。
23号墳の墳丘の周囲にはロープのようなものが張られており,墳丘に登ることができない。見学可能な範囲内でその墳丘を見学。
なお,大場磐雄編『常陸大生古墳群』(雄山閣,1971年)の15頁によれば,大生古墳群の23号墳と5号墳の前方部端との間には22号墳という小円墳が存在することになっているのだが,その所在地付近まで直接にアクセスできず,23号墳所在地付近から見た限りではそれらしい墳丘を見つけることができなかった。
22号墳は,現地案内図にも記載のない古墳なので,既に隠滅した古墳であるか,または,地下遺構だけの古墳なのかもしれない。
北の方から見た5号墳の後円部
北西の方から見た5号墳
(左手前が後円部・右奥が前方部)
西の方から見た5号墳
(左が後円部・右が前方部)
西の方から見た23号墳
南西の方から見た23号墳
南の方から見た23号墳
南東の方から見た23号墳
茨城県教育委員会:大生古墳群
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