ヤマキマダラヒカゲとサトキマダラヒカゲなど
2024年5月18日のことだが,根本山(栃木県真岡市根本~西田井)を訪問した。
散策中,複数の場所において,樹液が出ている落葉樹に様々な蝶が集まっており,その中にヤマキマダラヒカゲ(Neope niphonica)がいるのを見つけ,その写真を撮った。ただ,樹液にやってくる蝶の中にはサトキマダラヒカゲ(Neope goschkevitschii)として同定できる蝶も混在しており,更に,ヤマキマダラヒカゲとサトキマダラヒカゲの中間的なタイプのような個体もあり,なかなか面倒な世界だと思った。
他にも様々な昆虫が集まっているようなのでじっくりと観察したいところだったのだが,コガタスズメバチ(Vespa analis)と思わえるスズメバチの仲間までやってきたので,そろりそろりと退散。
なお,根本山自然観察センターでは,この日に見られる昆虫として「ヤマキマダラヒカゲ」と記載された写真が掲示されていたのだが,根本山に存在する全ての個体がヤマキマダラヒカゲだという趣旨ではないと理解した。
アカボシゴマダラ(Hestina assimilis)(上)
ヤマキマダラヒカゲ(Neope niphonica)(下右)
コジャノメ(Mycalesis francisca)(下左)
同上
サトキマダラヒカゲ(Neope goschkevitschii)
コジャノメ
ヤマキマダラヒカゲ
ヤマキマダラヒカゲとサトキマダラヒカゲの中間的なタイプ
コガタスズメバチ(Vespa analis)?
(上の蝶はアカボシゴマダラ)
同上
蝶鳥ウォッチング:サトキマダラヒカゲ × ヤマキマダラヒカゲ 翅裏比較図
蝶鳥ウォッチング:サトキマダラヒカゲ × ヤマキマダラヒカゲ 翅裏比較図Ⅱ
蝶鳥ウォッチング:サトキマダラヒカゲ × ヤマキマダラヒカゲ 翅裏雌雄比較図Ⅲ
探蝶逍遥記:房総半島のヤマキマダラヒカゲ(8月下旬)
虫ナビ:ヤマキマダラヒカゲ
昆虫エクスプローラ:ヤマキマダラヒカゲ
昆虫館:サトキマダラヒカゲとヤマキマダラヒカゲの相違点
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