アカボシゴマダラ(春型)
このところ,春型のアカボシゴマダラ(Hestina assimilis)をあちこちで見るようになった。
ゴマダラチョウの仲間の蝶のように見えるが,これは身を守るための擬態の一種とされている。
環境省から発行されている『特定外来生物同定マニュアル』等の関連資料に基づき検討してみると,アカボシゴマダラの春型(白化型)だということを理解し,納得する。
環境省から発行されている『特定外来生物同定マニュアル』等の関連資料に基づき検討してみると,アカボシゴマダラの春型(白化型)だということを理解し,納得する。
2024年5月18日に根本山(栃木県真岡市根本~西田井)を訪問した際も,遊歩道から見える林内の落葉樹の樹液に集まっているアカボシゴマダラ(春型)を多数見ることができた。その幼虫は,根本山に生えているエノキ(Celtis sinensis)などを食べているものと推測されている。
昨日(2024年5月25日)は,牛久市観光アヤメ園(茨城県牛久市城中町)の南にある木道付近を散策中,木道下の湿った場所で吸水しているアカボシゴマダラを見つけた。羽化したばかりの個体かもしれない。このあたりの段丘崖等には野生のエノキが生えているので,それを食草としている可能性がある。
侵入生物データベース:アカボシゴマダラ
環境省:特定外来生物同定マニュアル
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