群馬県立ぐんま昆虫の森に保存されている古民家(旧柿沼家住居)

2024年5月15日のことだが,群馬県立ぐんま昆虫の森(群馬県桐生市新里町鶴ヶ谷)を訪問し,敷地内に保存されている古民家を見学した。

この古民家は,赤城型民家と呼ばれる様式のもので,2階部分の通風性が良い構造をしており,養蚕に適した建築様式のものだとされている。

桐生市の重要文化財に指定されており,また,群馬県の「ぐんま絹遺産」に指定されている。

私が訪問した時には建物内で生きた蚕(Bombyx mori)の3齢幼虫と思われるイモムシが展示されていた。

この建物は,元は柿沼家の住居だったもので,平成13年に落雷によって2階部分が焼失したが,平成14年に修復・再現されたとのこと。

とても立派な建物であり,相当に裕福な養蚕農家の建物だったと思われる。

この古民家の保存場所に隣接して桑畑があり,かつての養蚕農家の様子の一部を知ることができる。


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古民家前を通る遊歩道


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主屋


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座敷


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居間


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土間にある馬小屋


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通風を重視した2階部分


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説明板


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ぐんま絹遺産の表示


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コンニャクの花


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生きた蚕の展示



 群馬県立ぐんま昆虫の森

 桐生市:赤城型民家



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