筑西市小栗:徳聖寺
過日,真言宗豊山派・松原山持寶院徳聖寺(茨城県筑西市小栗)を参拝した。本尊は,薬師三尊。
真壁郡新西国三十三ヶ所観音霊場第十二番札所(薬師如来)・茨城百八地蔵尊霊場第三十五番札所(延命地蔵尊)となっている。
本尊の木造薬師如来坐像は享保11年(1726年)の作とされており,筑西市の文化財に指定されている。
徳聖寺は,大同2年(807年)に創建の古い寺院。小栗内外大神宮の別当寺と推定されている高台院(本尊・対日如来)と二山合併の寺院となっている。
なお,協和町史編さん委員会編『協和町史』(平成5年)の320頁は,『新編常陸国史』を引用して,徳聖寺を醍醐光台院末としている。
徳聖寺は,文政年間に火災により堂宇を焼失したため,その頃に再建された。現在の本堂は,昭和59年に再建された建物。徳聖寺の山門は,文政年間に再建された時点のものとされており,筑西市の文化財に指定されている。
徳聖寺入口付近
山門
山門の説明板
参道の諸仏
二十三夜供養塔
本堂
木造薬師如来坐像の説明板
本堂落慶記念碑
観世音尊堂
観世音尊堂の扁額
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鐘楼
梵鐘
当山代々先師尊霊供養塔・十一面観世音菩薩
地蔵尊など
徳聖寺西門
徳聖寺西門付近から見える景色
徳聖寺・満願寺
筑西市:木造薬師如来坐像
筑西市:徳聖寺山門
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