つくば市谷田部:明超寺
過日,真宗大谷派高光山明超寺(茨城県つくば市谷田部)を参拝した。
明超寺は,親鸞聖人の弟子・法照坊明信が徳治2年(1307年)に建立したと伝えられる古い寺院。
明信に関しては,鎌倉時代の三浦氏の子孫であることは間違いないと考えられるが,細かい点に関しては諸史料間に異同がある。この点に関しては,明超寺のホームページ内にある「沿革」の中で非常に詳しく述べられている。
明超寺には,阿弥陀如来像のほか,室町時代後期の作とされる聖徳太子象があり,いずれも明超寺の寺宝となっている。
その歴史からしても文化財としての寺宝からしても,とても重要な寺院であることは疑いがない。
明超寺の境内には防空壕跡碑などがあるということなのだが,私が訪問した時にはたまたま法要があるようだったので,邪魔にならないよう,本堂前で合掌・一礼するだけとし,境内を丁寧に拝見することは割愛することにした。
本堂
鐘楼堂の基壇部(改修工事中)
梵鐘記念碑
真宗大谷派明超寺
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