2024年2月27日に新宿御苑で見た花と鳥など(その4)

2024年2月27日に新宿御苑(東京都新宿区内藤町)を訪問し,園内を散策した。かなり久しぶりのことだ。たまたま風の強いだったけれども散策に支障がある程度ではなく,快適に散策できた。

園内をのんびりと散策しながら,花や鳥を観察。

新宿御苑の温室も見学した。現在の建物になる前の旧温室の頃には何度も足を運んだことがある。現在の建物になってからは,(新型コロナの関係もあり)訪問しないままだったので,新建物としては初訪問となる。感想としては,バックヤードを充実させたのは良いけれども,一般公開される展示用温室としては,英国や米国の代表的な植物園の温室と比較するのは意味のないことだとしても,それにしても随分と貧弱になったとの印象を否めない。
その結果,展示されている植物もつめこみというか,個体間の密度が高すぎる状態となっているため,例えば,炭疽病などが発生しやすい状態となっているのではないかという心配がある。
加えて,管理が粗雑だったせいかどうかはわからないけれども,名札が落ちてしまっている個体が少なくなかった。これは,とても良くないことだ。識別子を軽視したのでは分類学も知識も成立しない。

もっと丁寧に扱えば改善の余地が十分にあるのだが,たぶん予算(特に人件費)が決定的に欠乏しているのだろうと推測した。

新建物の入口脇付近には戦前の温室基礎構造部の遺跡が展示されており,これは良い展示だと思った。温室という建物も文化遺産の一種だ。


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改装工事中の旧洋館御休所付近


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バックヤード温室


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戦前の温室遺構の説明板


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戦前の温室遺構(基礎構造物部分の一部)


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南西の方から見た温室建物


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南東の方から見た温室建物


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「シンジュク」という名のついたランの展示


Schoenorchis juncifolia
ショエノルキス・ジュンシフォリア
Schoenorchis juncifolia


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マキシラリア・ルテオアルバ
Maxillaria luteo-alba


Aristolochia westlandii
ムクゲパイプバナ
Aristolochia westlandii


Musa velutina
ムサ・ウェルティナ(Musa velutina


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温室内の池


Sedum morganianum
タマツヅリ(Sedum morganianum


Scutellaria longituba
ムニンタツナミソウ
Scutellaria longituba


Ruellia barbillana
ルエリア・バルビラナ(Ruellia barbillana


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温室外側の遊歩道



 新宿御苑



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