桜川市真壁町:真壁城跡再訪(その1)
2023年中には真壁城跡(茨城県桜川市真壁町古城)を何度か訪問(再訪)した。
真壁城跡では現在でも発掘調査が続けられている。その発掘調査の結果として,考古学上及び歴史学上の成果が得られているようだ。
2023年1月下旬に訪問した際には,復元された土塁などを見学し,立入可能な場所を見て回った。以前訪問した際には近寄れないと思って参拝していなかった鹿島神社も参拝した。鹿島神社の社殿背後地付近には往時の土塁が最大規模で残存している。
このブログ記事では,2023年1月下旬に再訪した際に撮影した写真を何回かに分けて紹介しようと思う。
さて,本丸の中心部に該当する場所には体育館が建設されており,その駐車場の脇に説明板が立てられている。本丸の周囲にはⅠの堀が巡っており,その外側にはドーナツ状の二の丸があった。
本丸から土橋のような場所を渡って二の丸に入ると,大きな土塁のようなものがある。これは,土塁の残存物ではなく,本丸跡を破壊して体育館を建設した際に出た残土を積み上げてあるものらしい。きっと,本丸建物の礎石等の出土物がごちゃごちゃになって積み上げられているのだろう。
本丸跡の駐車場にある説明板
本丸を囲むⅠの堀の北東側部分
Ⅰの堀の東側部分
Ⅰの堀を渡った大きな土塁様の場所付近の様子
二の丸東側部分の発掘調査現場の様子
同上
二の堀の一部
二の丸東虎口付近の現況
二の丸東虎口の説明板
Ⅱの堀南東側部分の様子
(左手は中城の一部)
(右手の現況墓地付近は二の丸の一部)
桜川市:発掘調査の成果について
茨城県教育委員会:真壁城跡
桜川市観光協会:国史跡真壁城跡
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