利根親水公園とその周辺(その1)
2023年9月2日のことだが,利根親水公園(茨城県北相馬郡利根町中谷)を再訪した。
池の蓮の花は既に終わっていたけれども,スイレンが少し咲いていた。豊田南用水~新利根川の岸辺を散策し,野鳥や動植物を観察した。
豊田南用水では,一見するとハクセキレイのように見えるけれども嘴が長く,セキレイと比較すると尾羽根がやや短く,全体に灰色だが腹部が白い野鳥を見ることができた。どうやらイソシギ(Actitis hypoleucos)のようだ。
利根親水公園の池
スイレン(Nymphaea sp.)
利根親水公園の北側を流れる豊田南用水
遊歩道
豊田南用水の東端付近
イソシギ(Actitis hypoleucos)
同上
コフキトンボ(Deielia phaon)のオス?
遊歩道
アオサギ(Ardea cinerea)
豊田南用水の東端は,新利根川から分岐して南の方に続く用水路につながっており,2つの小さな橋が並び,利水豊穣碑などがある。橋には「たつぎばしそくどうきょう」と刻まれたプレートが付されていた。「立木橋側道橋」だと思うので,「立木橋」と「立木橋側道橋」が並んでいるのだろう。
その2つの小さな橋の橋脚付近にはナガエツルノゲイトウ(Alternanthera philoxeroides)が繁殖していた。
そのあたりから利根地区第四機場の水門等の施設の前を通り,用水路に沿って旧東文間小学校の近くまで歩いてみた。この小学校は,現在では,統合により廃校になっている。
利根地区第四機場の近くを通る電線にモズ(Lanius bucephalus)がとまって囀っていた。その写真を撮った。
小さな橋付近
利水豊穣碑
橋に付されたプレート
橋脚付近に繁茂するナガエツルノゲイトウ
(Alternanthera philoxeroides)
小さな橋から利根川に続く用水路
水門
利根地区第四機場の施設
モズ(Lanius bucephalus)
同上
南の方に続く用水路
(写真中央奥は旧東文間小学校の建物)
用水路に繁茂しているナガエツルノゲイトウ
この用水路を見学した後,利水豊穣碑のあるところまで戻り,そこから徒歩で往復して新利根川の岸辺を見学した。
水門橋付近で,ゴイサギの幼鳥を見ることができた。
水門橋
ゴイサギ(Nycticorax nycticorax)の幼鳥
利根町:利根親水公園
タヌポンの利根ぽんぽ行 立木新田
侵入生物データベース:ナガエツルノゲイトウ
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