稲敷市中山:堂前自然公園(カエルの公園)(その1)
先日,堂前自然公園(カエルの公園)(茨城県稲敷市中山)を訪問し,公園内の動植物を観察した。
この公園には「カエルの公園」との名称も付されているけれども,カエルの仲間の姿は皆無に近い。公園から水が抜かれており,湿地ではなくなっているのが最大の原因ではないかと思う。カエルが存在しない場所(現況ではカエルが繁殖しそうにない場所)なので,可及的速やかに名称変更することが適切だと判断した。
同様の理由により,公園敷地内のごく一部を除き,水生植物または湿地植物を観察できる公園ではなくなってしまっている。もともと三日月湖のような場所を上手に利用して設置された公園なのに,とても残念なことだと思う。
この公園には駐車場が比較的多く設置されており,その点では良い公園だと思う。しかし,西側駐車場に設置されているトイレが古くて施設の一部が壊れており,使用できない状態となっていた。稲敷市当局が状況を把握しているかどうかは不明。
公園敷地の南側には水路が流れている,アオサギ(Ardea cinerea)とカワセミ(Alcedo atthis)とツバメ(Hirundo rustica)の姿を見かけた。セッカ(Cisticola juncidis)とオオヨシキリ(Acrocephalus orientalis)の声が聞こえた。しかし,いずれも写真撮影できなかった。残念・・・
西側駐車場にクルマを停め,公園の東端まで歩き,そのあたりからから新利根川の河岸の護岸堤上にある遊歩道を歩き,新利根川のすさまじい汚染状況を視認しながら西側駐車場まで戻った。
西側駐車場にある案内板
西側駐車場にある説明板
西側駐車場から公園内に入る橋
橋から北西方向にある水路
橋から東の方向にある水路
水生植物池の西側入口付近
西の方から見た水生植物池
オオイヌホオズキ(Solanum nigrescens)?
同上
水生植物家の東側入口付近にある四阿
遊歩道
接触酸化池西側入口付近
接触酸化池
案内板
管理棟と水車
木製デッキ
干上がって煉瓦状になっている泥土
壊れて使用不能になっている接触酸化施設
シオカラトンボのメス
(Orthetrum albistylum speciosum)
接触酸化池北東側にある築山
築山上の四阿
干上がっている水路
東の方から見た管理棟
頭上を通過する航空機
遊歩道
シロバナサクラタデ(Persicaria japonica)
同上
ジャブジャブ池の西側入口付近
キジ(Phasianus versicolor)のメス
同上
ヒレタゴボウ(Ludwigia decurrens)
同上
同上
シャブシャブ池東側にある四阿
東側駐車場にある案内板
稲敷市:堂前自然公園(カエルの公園)
この記事へのコメント