伊勢崎市五目牛町:洞山古墳群
過日,牛石を見学した後,洞山古墳群の所在地(群馬県伊勢崎市五目牛町)を見学した。
洞山古墳群は,元は20基以上の古墳で構成される大規模な古墳群だったようなのだが,現存しているのは赤堀村53号墳とも呼ばれる洞山古墳と赤堀山56号墳とも呼ばれる田部井家古墳の2基だけとなっている。
この2基の古墳以外の古墳の所在地も少しだけ見学したが,墳丘が残存している古墳はないようだ。
田部井家古墳に関しては,アクセス可能な場所ではないと判断したので,見学を割愛した。
洞山古墳は,全長26m,後円部径16m・後円部高さ2.5m,前方部幅13.5m・前方部高さ1.8mで,前方部を北東の方に向けた前方後円墳とされている。
墳丘の現況は,かなりわかりにくくなっており,しかも,ロープが張られて立入禁止となっている部分が多かった。古墳に登る山道の方から見ると後円部の半分くらいが見えることになり,その手前に赤城神社の石碑がある。元は社殿があったのだろう。
洞山古墳の石室開口部の所在地はだいたいわかったのだけれども,立入禁止なのではないかと判断し,接近しなかった。
洞山古墳の被葬者についてはよくわからない部分が多い。既に隠滅している他の古墳との関係を考えると,朝廷の命によりこの地を屯田・支配した武人一族の長なのではないかと考えられる。
南東の方から見た洞山古墳所在地付近
移動の途中で見た庚申塔
同山古墳所在地に登る山道
赤堀村52号墳(隠滅)所在地近くにある供養塔
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山道の途中にある土塁様の場所
洞山古墳後円部の前にある赤城神社碑
赤城神社碑
(台座石は古墳由来?)
石室材の一部?
南東の方から見た洞山古墳の後円部
(右手は前方部の一部)
南東の方から見た前方部?
洞山古墳の後円部墳頂付近
石室開口部所在地付近(立入禁止区域内)
南の方から見た後円部
(右手奥が前方部)
洞山古墳のある山の南側裾付近の様子
東の方から見た洞山古墳のある山
趣味の案件:伊勢崎市洞山古墳群
古墳の森:洞山古墳群/群馬県伊勢崎市五目牛町
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