かすみがうら市坂:慈眼寺
過日,真言宗豊山派・青龍山慈眼寺(茨城県かすみがうら市坂)を参拝した。
慈眼寺の本尊・木造十一面観音菩薩立像は,南北朝時代頃の作と推定されており,かすみがうら市の有形文化財に指定されている。
境内には古い石造物が多数ある。現在では無住の寺院のように見えるけれども,かつてはかなり栄えた寺院なのではないかというような印象を受けた。
なお,慈眼寺の石造物にみられる銚子石に関する研究論文として,千葉隆司「銚子石の石塔文化-霞ヶ浦北岸地域の様相-」筑波学院大学紀要第3集(2008年)159~168頁がある。
本堂
本堂前の敷石
大師堂?
(右端は四國八十八箇所霊場碑)
かすみがうら市歴史博物館:木造十一面観音菩薩立像
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