匝瑳市八日市場:星宮神社と甲子神社

過日,星宮神社(千葉県匝瑳市八日市場)を参拝した。祭神は天之御中主命。

星宮神社御修復記念碑の記載によれば,星宮神社は,建久三年(1192年)に創始された神社であり,最初は妙見宮と称し,慈眼院が別当となっていたが,明治6年に星宮神社と改称し,現在に至っているとのこと。
明らかに千葉氏と関係の深い神社だと考えられる。

星宮神社の社殿から更に石段を登ったところに甲子神社がある。参拝した。
甲子神社の拝殿の額には「甲子大黒天」と記されている。
「広報そうさ」に収録されている「匝瑳探訪144 籠部田を歩く 甲子様」によれば,甲神社は「甲子様(きのえねさま)」と呼ばれ,その祭神は大黒天,星宮神社の境内社という位置づけになっているとのこと。旧籠部田地区の鎮守という性格をもっているらしい。
この「籠部田」と呼ばれる地区は,天神山公園のある台地の南東側の山裾~低地付近一帯となっている。「籠部」との名称の由来は不明。元伊勢と呼ばれる籠神社(京都府宮津市大垣)が存在するので,「籠部」は,伊勢神宮と何らかの関係をもつ名称なのかもしれないけれども,よくわからない。


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参道


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鳥居


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星宮神社拝殿


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星宮神社本殿


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星宮神社社殿側面


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星宮神社御修復記念碑


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石段改築記念碑


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甲子神社石段


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甲子神社石段上部


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甲子神社拝殿


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甲子神社本殿


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手水


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甲子神社境内地周辺の景観




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