匝瑳市八日市場:福善寺

過日,真言宗智山派・龍薗山福善寺(千葉県匝瑳市八日市場)を参拝した。本尊は大日如来。
新四國八十八箇所霊場第八十八番となっている。

福善寺は,暦応元年(1338年)に定済によって開山されたという古い寺院。

福善寺の境内地は,段丘斜面を階段状に切って構築されており,立地としては,鎌倉時代~室町時代の山城裾の寺郭のような雰囲気をもっているというような印象を受けた。段丘の上は八日市場城跡となっている。
幕末には,天狗党の乱とその後の大混乱の中で水戸藩諸生党が逃れて福善寺境内に立て籠ったため,水戸藩天狗党から攻撃を受け,堂宇が焼失したとのこと。この争乱は,全体として「松山戦争」と呼称されている。
松山戦争に遭ったにも拘わらず,寺宝の絹本著色高野四社明神図,絹本著色真言八祖像及び絹本著色十二天像は焼失を免れ,千葉県指定の有形文化財となっており,また,同じく焼失を免れた仏画曼荼羅は匝瑳市指定の有形文化財となっている。


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福善寺入口付近


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石段


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本堂


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本堂脇に並ぶ新四國八十八箇所霊場の写し


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新四國八十八箇所霊場第八十八番の御堂


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御堂内の八十八番薬師寺写し


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新四國八十八箇所霊場の説明板


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本堂西側にある御宮


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六地蔵



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