古河市谷貝:香取神社
過日,香取神社(茨城県古河市谷貝)を参拝した。祭神は,経津主命・誉田別命。
境内には富士塚がある。富士塚の上には浅間神社が鎮座している。香取神社の境内社中の1社ということなのだろう。
この富士塚は,小円墳のようにも見えるのだが,これまでのところ古墳とはされていない。
香取神社の近隣には奈良・平安時代~中世の遺跡包蔵地が存在するけれども,香取神社の境内地それ自体は遺跡包蔵地とはなっていない。
境内には多数の石造物がある。
これらの石造物には,とても興味深い様式のものが含まれている。まるで神社に奉納された石造物の博物館であるかのような印象を受ける。一見の価値がある。
これらの石造物は,香取神社に奉納された石造物と近隣にあった石造物を集めて整理したものではないかと推定されるけれども,個々の石造物の由来に関しては不詳。
香取神社入口付近
入口石段脇にある二十三夜供養塔
鳥居
参道
拝殿
本殿
手水
富士塚
富士塚上に鎮座する浅間神社
富士塚側面
(周囲に並んでいるのは浅間大神の石碑)
境内社
(天満宮・神明社・辨財天・稲荷大明神)
石造物の列
一猿の庚申塔
地蔵菩薩
倶利迦羅大龍
二十三夜供養塔
巳待供養塔
庚申塔
石造物の列
庚申塔・青面金剛明王
熊野神社・雷電社・庚申供養塔
神木
境内で咲いていた白椿の花
神社ぐだぐだ参拝録:香取神社(谷貝)
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