2023年3月17日につくば植物園で見た花(その6)
2023年3月17日につくば植物園(茨城県つくば市天久保)を訪問し,園内で開花している植物などを見学した。
温室の植物も見学した。
サバンナ温室の天井はとても高いのだが,その天井に届きそうなくらいの高さまで花茎を伸ばしたサイザル(Agave sisalana)が開花し始めていた。しばしば開花する植物ではないので,私が生きている間に再度お目にかかることはないだろうと思うと,ある種の感慨が湧いてくる。
サイザルは,リュウゼツラン(Agave)の仲間でありアサ(Cannabis)の仲間ではないけれども,その繊維が「サイザル麻」として利用されてきた。
不稔性の雑種植物とのことで,開花しても結実することがない。
サイザル(Agave sisalana)の花
サイザルの花と蕾
サイザルの花茎全体
サイザルの葉
レウコフィルム・フルテスケンス
(Leucophyllum frutescens)
同上
多目的温室では,サルオガセモドキ(Tillandsia usneoides)が緑色の小さな花を咲かせていた。花を観察するのはこれが2度目か3度目になるのではないかと思う。
サルオガセモドキ
(Tillandsia usneoides)
同上
同上
ヤエヤマウツギ
(Deutzia yaeyamensis )
オオシマウツギ
(Deutzia naseana)
ハナシンボウギ(Glycosmis parviflora)の果実
同上
熱帯雨林温室では,様々なラン科植物の花のほか,ミルメコディアなどを見た。
モニュメント?
ミルメコディア・トゥベロサ
(Myrmecodia tuberosa)
同上
同上
ホヤの一種(Hoya sp.)
エリデス・ムルチフロラ(Aerides multiflora)?
同上
トリコピリア・スアビス(全開前)
(Trichopilia suavis)
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