栃木県那須郡那珂川町小川:ミズバショウとザゼンソウの群生地再訪

昨日,栃木県大田原市北金丸にあるザゼンソウ(Symplocarpus foetidus)の群生地を訪問して見学した後,なす風土記の丘資料館(栃木県那須郡那珂川町小川)の傍にあるミズバショウとザゼンソウの群生地を再訪した。

3月中旬なので,既に開花していた。個体数は十分にあるのだけれども,全体の傾向として,衰退気味のように見える。上流から水路を流れる水量が不足しているのではなかろうか。


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また,前回訪問時にはちゃんと見ていなかったけれども,駐車場の南側脇にも小さな群生地があり,木道が構築されている。そこには踏みつぶされたような緑花のザゼンソウが1個だけだった。あとはミズバショウ。


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この2箇所の群生地に共通して言えることとして,ミズバショウは自生ではないと思う。ミズバショウは,比較的最近に植栽されたものだと推定される。
ミズバショウを全部抜去・処分してザゼンソウだけの群落にしないと,いずれミズバショウに圧迫されてザゼンソウが消滅することになるだろうと予想される。



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