2023年2月26日に茨城県植物園で見たマンサクの仲間の花
つくば植物園(茨城県つくば市天久保)の園内に植栽されているマンサクの仲間の花と比較するため,茨城県植物園(茨城県那珂市戸)を再訪し,園内に植栽されているマンサクの仲間の花を観察した。
茨城県植物園では,岩石園の中にマンサクの品種が集められている。
2023年1月29日には開花し始めていたアカバナマンサクとして植栽されている樹木の花は満開になっていた。インターメディア 系の園芸品種である「ルビーグロウ」(Hamamelis ×intermedia 'Ruby Glow')または「ダイアン」(Hamamelis ×intermedia 'Diane')ではなかろうか。
黄色花のものは,原種なのかどうかわからない。まだ開花し始めたばかりのようで,花がくしゃくしゃしている。管理棟裏に植栽されている黄色花のものとはかなり異なるタイプの品種のように見える。
マンサクとして植栽されている樹木の花
マンサクとして植栽されている樹木の蕾
アカバナマンサクとして植栽されている樹木の花
これらのマンサク品種とは別に,管理事務所の裏手にもマンサクの仲間が植栽されている。たぶん,本物のマンサクという趣旨で植栽されているのだろうと思われる。
赤色花のものは,やはりハマメリス・インターメディア系の品種ではないかと思う。「ダイアン」(Hamamelis ×intermedia 'Diane')ではなかろうか。
黄色の花を咲かせているものも交配品種のように見える。岩石園に植栽されているものとは異なるタイプの品種のように見える。つくば植物園の園内にマンサクとして植栽されている樹木の花とは明らかに異なる外形的形質をもっている。
ただし,遺伝子を分析してみないと,確実なことは言えない。
マンサクとして植栽されている樹木の花
同上
アカバナマンサクとして植栽されている樹木の花
同上
同上
同上
花とみどりの四季(撮影メモ):自生の可憐なマンサクに会いに
ハマメリス・インテルメディア (赤花丸葉満作)
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