つくば植物園:キイレツチトリモチ
本日,午前中に予定していた調査を終え,その帰路につくば植物園(筑波実験植物園)に寄った。
事前に情報を得ていたわけではないのだが,何の気なしに絶滅危惧種温室に入ってみたら,鉢植えになったキイレツトトリモチ(Balanophora tobiracola)が展示してあった。びっくり。
一般に,自然界でツチトリモチの仲間と出遭うことはかなり珍しいことではないかと思う。それゆえ,栽培したくても親株を入手できない。そして,葉緑体をもたない寄生植物なので,基本的に栽培が極めて難しい。要するに,その栽培は,基本的に無理。
しかし,この植物園にはある。
特に美しい花というわけではないし,実物を見ても花とは思わない人の方が多いだろうと想像するのだが,とにかく珍しいものを見ることができた。
とても幸運だったのだと思う。
だいぶ前のことになるが,高知県にあるヤッコソウ(Mitrastemon yamamotoi)の自生地に出かけようと計画したまま行かずじまいになっていたことを思い出した。
ランキングの項目名はシステムによって自動的に設定される仕様となっており、固定的ではありません。任意の設定ができない仕様になっています。そのため,記事内容と関係のない項目名が示されることがあります。
項目名のアイコンをクリックした場合,PCやスマートフォンの設定をポップアップ広告禁止に設定していないと多数の商業宣伝広告が強制されることがあります。禁止に設定しておけば,商業宣伝広告の表示なしでブラウズできます。ただし,ブラウザによっては禁止設定が自動的に解除されてしまうことがありますので,ご注意ください。
この記事へのコメント