2023年1月5日につくば植物園で見た花など(その5)
2023年1月5日につくば植物園(茨城県つくば市天久保)を訪問した。
熱帯雨林温室の植物を見た後,サバンナ温室に移動し,その中にある様々な植物を見学した。
サバンナ温室の中は,大陸の別に従って区分されているが,基本的には乾燥地帯の植物が植栽・展示されている。どのような視点から考察するかによって様々な理解を得ることが可能なはずなのだが,(独学で何でもどんどん理解・吸収してしまうタイプの人を除き)観察者自身が適切な基礎知識をもち,かつ,十分に訓練されたガイドが存在しないと,そもそもどのような視点が存在し得るのかを会得できないことが多い。
しかも,多くの人々は,イドラの中にこもっていたほうが精神的ストレスがなく安楽の幻想に浸っていることができるので,新たな視点を獲得するためにチャレンジしようとしない。
つくば植物園は,思索のための適切な素材を大量に提供してくれているのだけれども,それを活かせるだけのスキルとリテラシも必要となる。
そこで,例えば,児童を引率して見学に連れている教育は,そのあたりのことを十分に理解した上で,当該児童の年齢に適したオリエンテーションを実施した上で見学を実施したほうが効果的なのではないかと思う。
私が訪問した時には,私が温室見学を終える時刻頃,たまたま,多数の児童が見学のために現実にやってきた。
新型コロナの関係もあるので,可能な限り人口密度が高くないほうが良いだろうと思い,さっさと温室を出た。
それらの児童の姿を目にして,更にいろんなことを考えた。
それはさておき,フーキエリア・スプレンデンス(Fouquieria splendens)に関しては,標識の記載に従うことにしたけれども,若干疑問を覚えた。
この植物の仲間の詳細な図鑑を入手していないので確実なことは何も言えないのだが,かなりよく似た近縁種が複数存在する植物のようだ。
同上
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ハナキリン(Euphorbia milii)?
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ユーフォルビア・プニケア(Euphorbia punicea)
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ユーフォルビア・レウコケファラ(Euphorbia leucocephala)
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アロエ・マデカッサ(Aloe madecassa)
フーキエリア・スプレンデンス(Fouquieria splendens)
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玉翁(Mammillaria hahniana)
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セネキオの一種(Senecio sp.)
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千日小坊(Alternanthera porrigens cv. Senniti-kobo)
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つくば植物園(筑波実験植物園)
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