石岡市柿岡:柿岡城址など(その2)
過日,柿岡城址(茨城県石岡市柿岡)を見学した。
現在,柿岡城址の主要部分は柿岡小学校の敷地となっており,その敷地内に入ることはできないが,柿岡小学校の敷地外に土塁や堀跡の一部が残されているというので,可能な限り歩いて見て回ることにした。
柿岡小学校の南東の少し離れた場所に諏訪神社が鎮座しており,同社の小山のような境内地も柿岡城の一部だったとされている。
想像だが,往時においては,主郭と諏訪神社のある小山との間にも郭,土塁,土橋などがあり,連絡するようになっていたのだろうと思う。
諏訪神社は,文明年間に創建され,宝暦3年(1753年)に再建された神社とのこと。
諏訪神社の境内にはエノキの巨木がある。この巨木の根本には古墳の石室材と思われる石材がある。
移動の途中で見た土塁の残骸のようなもの
移動の途中で見た土塁の残骸のようなもの
諏訪神社参道前を通る道路
(元は柿岡城の空堀?)
諏訪神社の正面参道
(元はこの郭の虎口?)
正面参道脇にある供養塔等
右端にある板碑の近影
(古墳由来の石材の二次利用物と思われる)
鳥居
社殿
舘公民館
エノキの説明板
エノキの巨木
エノキの根本にある古墳石室材と思われる石材
同上
境内地の北東隅付近
(土塁の残骸?)
境内地から見える景色
諏訪神社の北側の石段
諏訪神社のある小山の北側~北東側裾付近
南東の方から見た諏訪神社のある小山
諏訪神社のある小山の南側裾付近
余湖:柿岡城(八郷町柿岡字館)
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