熊谷市妻沼:聖天山歓喜院(その1)
過日,聖天山歓喜院(埼玉県熊谷市妻沼)を2度訪問し,参拝した。
最初に訪問した際には木々の葉がまだ緑色だった。ちょうど菊祭りの最終日で,既に片付け始めていたけれども多数の素晴らしい菊を拝見できた。しばらく後に再訪した時には木々がとても美しく紅葉していた。
歓喜院は,斎藤別当実盛が治承3年(1179年)に大聖歓喜天を祀り,聖天宮を創設したのがはじまりの寺院。堂宇は神社と同じ形態をとっているが,本尊は大聖歓喜天(歓喜佛)。
その後,応永12年(1405年)に忍城主成田五郎家時によって聖天堂が再建され,以後,成田氏の保護を受けて繁栄した。
寛文10年(1670年)には類焼により堂宇を失った。その後,44年の歳月をかけて順次堂宇が再建されて今日に至っている。
関東八十八大師霊場第八十八番札所,関東三十三観音霊場第十六番札所,東国花の寺百ヶ寺第二十七番札所,彩の国武州路十二支霊場午札所,幡羅新四国霊場第十三番札所となっている。
歓喜院の堂宇群は,国の有形文化財に指定されている。
これらの堂宇に関しては,山下祐樹「埼玉県熊谷市・妻沼聖天山建造物群と国登録有形文化財に関する調査研究報告-国宝「歓喜院聖天堂」と国登録有形文化財建造物群の技術的派生関係を中心に-」(熊谷学ラボラトリー・文化遺産研究会,熊谷市文化遺産保存事業実行委員会,2019年)の中で詳しく紹介されている。
歓喜院入口付近
貴惣門
「めぬま歴史の道」の案内板
子育地蔵尊
庚申塔など
御嶽山大神・八海山大神・三笠山大神
貴惣門の説明板
貴惣門の彫刻(一部)
貴惣門の彫刻(一部)
貴惣門側面
貴惣門内側
文化財の説明板
護摩堂
四脚門(中門)
四脚門(中門)の説明板
燈篭の列
仁王門
力士
水屋
本殿正面
本殿正面の彫刻(一部)
左側の狛犬
右側の狛犬
籠堂と受付授与所
閼伽井堂(水行堂)
歓喜院閼伽井堂(水行堂)の井戸
大師堂
相撲場
菊祭りの菊
同上
同上
同上
妻沼聖天山歓喜院
熊谷市:妻沼聖天山
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