笠間市長兎路:慈救堂古墳

過日,芝沼古墳群(茨城県笠間市湯崎)を見学した後,慈救堂古墳(茨城県笠間市長兎路)を見学した。

自然樹院の所在地から南東の方に向かう農道がある。この農道の西側は,長兎路遺跡と呼ばれる縄文時代の遺跡包蔵地となっており,その遺跡包蔵地の中に古墳時代の慈救堂古墳がある。

慈救堂古墳は,一辺10.5m・高さ1.225mの方墳であり,箱式石棺が発見されている。
副葬品として直刀や須恵器等が発見されている。

慈救堂古墳の発掘調査に至る経緯及び発掘調査結果等に関しては,友部町史編さん委員会編『友部町史』(平成2年)の87~92頁に詳細な解説がある。
また,慈救堂古墳の発掘調査結果に関しては,友部町教育委員会・慈救堂古墳発掘調査会『慈救堂古墳発掘調査報告書』(平成2年)が公表されており,同報告書の14頁に近隣の古墳の分布図がある。

慈救堂古墳の発掘調査の後,とても綺麗に墳丘が復元され,墳丘前には供養塔等が配置されている。素晴らしいの一言に尽きる。
墳頂に御堂が祀られている。その御堂の前で合掌した。

なお,『慈救堂古墳発掘調査報告書』の14頁によれば,慈救堂古墳の西側に2基の小円墳が存在することになっているけれども,よくわからなかった。その場所の現況は,果樹園となっている。


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北の方から見た慈救堂古墳所在地に向かう道


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長兎路遺跡所在地付近


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東の方から見た慈救堂古墳


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北の方から見た慈救堂古墳


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南東の方から見た慈救堂古墳


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祖霊鎮魂碑


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供養塔


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慈救堂古墳碑裏面(日本考古学協会員・大森信英の文)



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