本庄市中央:普寛霊場
過日,厄除御嶽山神社として知られる普寛霊場(埼玉県本庄市中央)を訪問し,敬意を表する趣旨で参拝した。祭神は,国常立命(=御嶽山座王大権現)・大貴己命(=八海山堤頭羅神王)・少彦名命(=三笠山刀利天王)。
普寛霊場の正式名は,御嶽教直轄・本庄普寛大教会とのこと。御嶽教は,神社本庁系の神道とは異なる神道系宗教団体。御嶽教の祭祀に使用される用語等は,細部においては神社本庁系の神社で使用される用語とは異なる。
そして,普寛霊場には,木曽御嶽山開闢の祖・普寛大行者とその弟子の墓所がある。
以前,薬方の関係で徹底的な調査を実施した際,江戸時代以降の薬方との関係で御嶽教の存在も知ったのだが,関連事項を更に調べている間に時間が経ってしまい,この普寛霊場をやっと訪問し,長い間しそびれていた挨拶をしたことになると思う。少しだけ心の荷が軽くなったような気がした。
境内を拝見し,とても勉強になった。そして,更に勉強しなければならないことがいっぱいできた。
なお,普寛霊場の祭神の中に少彦名命(=三笠山刀利天王)が含まれているのは,御嶽教における薬方と非常に緊密な関係がある。
石段
普寛霊場入口付近
鳥居
普寛靈神碑
本庄新八景若泉の霊域碑
墓所所在地
普寛尊
普寛行者墓碑
木食普寛墓所
説明板
普寛堂
霊水行場
水鉢背負い亀
水鉢背負い亀の説明板
稲荷大明神の鳥居
稲荷大明神
関連建物
駐車場付近から見た境内地
御嶽教直轄 普寛霊場
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