桜川市西飯岡:白山神社
2022年10月初旬のことだが,十日塚古墳を見学し,その墳頂に祀られている神社を参拝した後,更に徒歩で移動し,白山神社(茨城県桜川市西飯岡)を参拝した。
白山神社の祭神は,伊弉諾尊・伊弉冉尊。
徒歩で移動の途中,畑地で蕎麦の花が満開になっているのを見た。
路傍の馬頭尊
二十三夜供養塔
ソバの花
同上
蕎麦畑
泉川大橋付近の水路
白山神社は,延暦3年(784年)に創建された古い神社。康平5年(1062年),源義家が奥羽征討の際に戦勝祈願し,戦勝後に社殿を建立したとのこと。
社殿はとても立派なもので,境内には多数の境内社がある。
なお,白山神社の鎮座地になっている山の中央部分~東側部分は,おそらく土取りのために大規模に掘削され,危険な状態となっている。立地から推察すると,大規模な古墳群が存在していたとしても不思議のない場合であり,現に,白山神社鎮座地のすぐ西に位置する筑波学園ゴルフ倶楽部のコース敷地内にはかなり大規模な古墳群(坂戸古墳群)があった。
もし白山神社の周辺に古墳群があったとしても,全部破壊されてしまっているのだろうと思う。
個人的な直観としては,白山神社の本殿の上の山頂付近に大きな古墳があり,その古墳を御神体として崇敬する神社から始まっているのではないかと思う。しかし,元の山頂付近は,大規模な掘削により消滅してしまっている。
掘削により形成された断崖の縁付近に大きな石があるのだが,もしかすると古墳の名残りのようなものかもしれないと思った。
参道
二十三夜供養塔
石段と鳥居
拝殿前の石段
手水
拝殿
本殿
本殿の彫刻(一部)
本殿の彫刻(一部)
社殿側面
沿革碑
境内社(愛宕神社)の鳥居
境内社(愛宕神社)
境内社(愛宕神社)の側面
境内社(八坂神社)
境内社
境内社
本殿裏の山
大きな石材
掘削により生じた断崖
神社ぐだぐだ参拝録:白山神社(西飯岡)
余湖:坂戸城
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