笠間市飯合:熊野神社と古墳(その2)

過日,熊野神社(茨城県笠間市飯合)を参拝した。祭神は,伊邪那岐命・伊邪那美命・天照大神。

熊野神社の境内地の上(北側)にある山道の脇には上ノ平古墳群と呼ばれる古墳群がある。上ノ平古墳群に関しては,笠間市史編さん委員会編『笠間市遺跡分布調査報告書』(1992年)の84頁に詳細な説明があり,その134頁に配置図がある。3基の円墳で構成される古墳群とされている。

さて,古墳群所在地に至るために熊野神社参道入口付近から北上すると民家敷地内に入ってしまうので,ここからアプローチすることはできない。
山の尾根上には送電線の鉄塔があり,山の南西裾付近から送電線の下付近を通る送電線保守管理用の山道があるので,その山道を歩くことにした。この山道は,送電線保守管理用に新規に開設されたものではなく,昔から存在していた林道のような山道を保守管理用の道として利用しているだけのようだ。このことは,『重要遺跡調査報告書Ⅰ』の7頁に示されている地割と道の図から,そのように判断できる。

南西裾から山道に入り,道なりに進み,熊野神社境内地西側の送電線鉄塔付近に至った。熊野神社境内地西側の鉄塔の先にも山道が続いているので,やや南東側に湾曲しながら更に進み,熊野神社境内地の北東側付近にある分岐点に至った。
ここまでの間の道端や林内にはコブ状地形が幾つか見られた。単なる土塊の可能性が高いけれども,もしかすると古墳時代の古墳または後代の塚の残骸かもしれないというような印象を受けた。
その分岐点から南西の方に進むと,熊野神社の上(北側~北西側)を通る尾根道に至ることができる。


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送電線鉄塔保守管理用の山道の入口付近


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尾根道(一部)


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尾根道(続き)


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熊野神社境内地の西にある送電線鉄塔


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送電線鉄塔の脚部


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更に東の方に向かって続く山道


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尾根道(続き)


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道の脇にあったコブ状の地形部分


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林の中に見えるコブ状の地形部分


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山道(続き)


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尾根道(続き)


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送電線鉄塔保守管理用の道(右)と熊野神社境内地上の尾根道(左)の分岐点
(東の方から見た様子)
(背後の方(東方)に進むと熊野神社境内地の東にある送電線鉄塔所在地に至る)
(『重要遺跡調査報告書Ⅰ』では,この場所付近に古墳があると記載されている)



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