笠間市飯合:熊野神社と古墳(その1)
過日,熊野神社(茨城県笠間市飯合)を参拝した。祭神は,伊邪那岐命・伊邪那美命・天照大神。
熊野神社の由緒等の詳細は不詳。
神社周辺には公共駐車場がないので,笠間市総合公園多目的広場(茨城県笠間市石井)の駐車場にクルマを停め,そこから先は徒歩で往復。大部分は国道50号線笠間バイパスの歩道を歩いて移動した。移動の途中で,笠間稲荷神社(茨城県笠間市笠間)の大鳥居の前を通過した。大鳥居のある場所から神社境内地まではかなりの距離がある。そのあたりの交差点から旧国道50号線に入り,JA常陸笠間地区営農経済センター(茨城県笠間市飯合)の前を過ぎ,熊野神社の参道に入る場所を通ったのだが,勘違いしてそのまま通過してしまった。
間違いだと気づいて戻り,たまたま出逢った近所の方に挨拶して尋ねた結果,正しい道順を教えていただくことができた。まことにありがたいことだと思う。
ちょっとわかりにくいけれどもちゃんとした参道があり,約100mほど進むと熊野神社の境内地の前に至る。
なお,この参道を含む周辺一帯は,飯合宮前遺跡と呼ばれる古墳時代の遺跡包蔵地となっており,土師器等が採取されているようだ。
拝殿の前に神木と思われる杉の木が植えられていた。茨城県内の香取神社においてときどき見られる神木の配置と同じだ。つまり,神木の背後に拝殿が位置しているため,拝殿正面の全体を目にすることができない。
熊野神社の境内地は,背後(北側)にある山の山腹の一部を掘削してテラス状にした場所にある。この境内地の上の方に古墳群があるのだが,境内地からは古墳群所在地に到達できる道がない。
国道50号線笠間バイバス
路傍にあった省力碑
笠間稲荷神社の大鳥居
南の方から見た熊野神社のある山
(手前の平坦地は飯合宮前遺跡の所在地)
参道入口に入る手前の道
参道
(飯合宮前遺跡所在地の一部)
参道(続き)
大正四年に奉納と刻まれている門柱
境内地入口付近
鳥居前にある平坦地
鳥居
石段
拝殿
本殿
拝殿前の様子
境内社
熊野神社改修碑
境内地南西側の法面のような場所
(この部分の上にある尾根道の脇が古墳群所在地)
(写真中央に平滑な断面がある)
同上
平滑な断面部分の近影
(横穴墓の奥壁残骸のように見えないこともないが・・・)
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