龍ヶ崎市大徳町:薬師寺と天満宮・稲荷神社
過日,天台宗・瑠璃山薬師寺(茨城県龍ヶ崎市大徳町)を参拝した。本尊は,大徳二十三夜尊。
一般に,二十三夜尊とは,至勢菩薩のことを指すのだが,大徳二十三夜尊の場合には別のようだ。本尊とは別に,聖天堂内に歓喜天が祀られている。
本堂の前には神社の狛犬のようにして大きな蛙が対になっている。このように大きな蛙のある神社・寺院は他所にもあり,最近では,水宮神社(埼玉県富士見市水子)を参拝した。
本来的には農業と関係する水神に類するものと思われる。
薬師寺入口付近
本堂
左側の蛙
右側の蛙
三十三番の札が貼付されている大師堂
三十三番の札
聖天堂
六地蔵
古い供養塔
薬師寺の境内地の隣地には天満宮・稲荷神社が鎮座している。この神社も参拝した。
由緒等の詳細は不詳。
おそらく,元は薬師寺と一体となっていた御宮であり,明治時代の神仏分離によって独立の神社の体裁となったのではないかと想像した。
朱色の社殿が天満宮に該当し,神社境内地にある「正一位小金稲荷神社」と刻まれた石碑が稲荷神社に該当するかもしれないし,あるいは朱色の社殿が正一位小金稲荷神社に該当し,右脇にある石祠が天満宮に該当するのかもしれないが,朱色の社殿に合祀されているのだろうと判断した。
天満宮・稲荷神社の鳥居
社殿
「正一位小金稲荷神社」と刻まれた石碑
境内社
古くなった境内社の祠?
境内社(金毘羅大権現・雷神社など)
古い供養塔
庚申塔
不動明王?
薬師寺入口付近から西へ約70mのところに耕地区画整理の記念碑と石祠があった。道祖神ではないかと思ったのだが,よくわからない。
耕地区画整理の記念碑
石祠(道祖神?)
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