熊谷市小曽根:小曽根神社と古墳

過日,小曾根神社(埼玉県熊谷市小曽根)を参拝した。祭神は,天鈿女命。
小曽根神社は,天明2年(1782年)に創建の神社とのこと。
拝殿には,小曽根神社の額だけではなく,雀神社と天神宮の額も掲げられている。これは,同一の拝殿の中に雀神社と天神宮も合祀されているということを示しているのではなく,境内社として並んでいる小さな朱塗りの神社のことを指すのかもしれないが,よくわからない。

小曽根神社の境内地には小曽根神社古墳と呼ばれる半壊状態の円墳(直径25m・高さ1.5m)があるということになっている(現在の遺跡番号・59-010-21)。
埼玉県遺跡地図・熊谷市の詳細記載によれば,小曽根神社古墳からは耳環(金環)や鉄鏃等が出土したとのこと。

ただし,「曽根の木古墳」という別の古墳を発掘した際の土を盛っただけという趣旨の伝承を刻んだ石碑が境内にあるというので探してみたのだが,見つけられなかった。

小曽根神社の境内地に小曽根古墳が存在するという前提で見学した。
この小曽根神社の境内地に該当しそうな場所を求めるとすれば,社殿裏の若干高くなっている場所しかなさそうだと判断した。
もしこの場所ではないとすれば,既に墳丘が失われている古墳ということになるのだろう。

境内には御嶽山神社の多数の石碑等が寄せられている場所がある。一般的には,富士山のような塚をつくり,または,過去の古墳の墳丘などを富士山として二次利用し,その上に立てられるものなので,もしかすると元の墳丘はもっと高かったことの名残りのようなものかもしれないというような印象を受けた。


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社号標


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鳥居


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拝殿前の手水


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古い手水


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古い手水


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拝殿


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本殿


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境内社


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境内社(白山神社・牛頭大王)


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境内社
(御嶽山神社・摩利支天・大江大神・清瀧権現・十二権現・一心霊神・三鷲義霊神など)


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北東の方から見た社殿基壇部付近


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北東の方から見た社殿基壇部付近近景


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北の方から見た社殿基壇部付近


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北西の方から見た写真基壇部付近


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北西の方から見た社殿基壇部付近近景


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西の方から見た社殿基壇部付近


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境内地全体の様子


小曽根神社参拝のために徒歩で移動中,既に湮滅している中条古墳群1号墳(現在の遺跡番号・59-010-01)の所在地近くを通った。


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南西の方から見た中条古墳群1号墳(湮滅)の所在地付近
(写真中央奥の小さな林のある場所付近)



 古社への誘い:小曽根神社



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