高崎市上小塙町:烏子稲荷神社と古墳
過日,烏子稲荷神社(群馬県高崎市上小塙町)を参拝した。祭神は,宇迦御魂命,大日靈命,素戔嗚命,菅原道真公。
延暦2年(783年)に山城國・藤の森稲荷の分霊を勧請して創建された神社とのこと。
烏子稲荷神社の本殿は,高崎市指定の有形文化財となっている。
石段の脇に狛犬と思われるものが対になって置かれていた。狛犬だと思ったのだが,もしかすると狐なのかもしれない。
烏子稲荷神社が創建される前には何もなかったとは考え難いので,相当古い時代から何らかの祭祀施設があったか,または,神社の基壇部となっている古墳それ自体を御神体として崇敬する神社のようなものがあったのではないかと想像される。
ちなみに,烏子稲荷神社の一の鳥居は少し離れたところにある。つまり,参道がとても長い。その一の鳥居の前をクルマで何度か通ったことがあるのだが,すぐに見つかる公共駐車場がなかった。そのため,写真を撮ったことがない。
参道
境内案内図
拝殿正面
左側の狛犬
右側の狛犬
本殿
本殿の説明板
由緒書
境内社(烏子天神)
境内社(産泰社)
境内社(弁財天)
境内社
境内社(石尊大権現・諏訪大明神など)
手水
烏子稲荷神社は,上小塙稲荷山古墳と呼ばれる大きな古墳(直径約50mの円墳)の上に鎮座している。
墳頂付近に横穴式石室があり,開口している。
本殿の背後に石室の天井石があり,背後地を少し回ると石室開口部の前に至ることができる。
かなり立派な石室であり,古墳全体と出土した土器が高崎市指定の有形文化財となっている。
本殿背後にある石室天井石の一部
石室開口部付近に続く道にある鳥居
石室開口部付近
(右手奥は本殿の屋根)
古墳の説明板
石室開口部
石室内の様子
(フラッシュ使用)
南東の方から見た上小塙稲荷山古墳のある森
高崎市:烏子稲荷神社本殿
高崎市:上小塙稲荷山古墳
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