印西市岩戸:泉福寺

過日,真言宗豊山派・泉福寺を参拝した。本尊は,千手観音菩薩。
印西大師八十八ヶ所第七十四番札所となっている。

泉福寺の縁起は明確ではないが,弘治2年(1556年)に焼失し,その後再建されて今日に至っている寺院とされている。

境内地奥の少し高くなっている場所にある薬師堂は,室町時代の様式を残すものとして,国指定重要文化財となっている。
この薬師堂は,元は別の場所にあったものが貞享2年(1685年)に現在の場所に移されたものとのこと。

薬師堂所在地付近の地形それ自体を観察すると,鎌倉時代~戦国時代頃の館または城のような場所だったのではないかというような印象を強く受けた。ただし,薬師堂の所在地を含む周辺一帯は,現時点においては遺跡包蔵地としての指定が何もない。


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福泉寺入口付近


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山門


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本堂


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薬師堂前の石段


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薬師堂正面


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薬師堂側面


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薬師堂の説明板


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大師堂


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御堂


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古い供養塔など


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境内地北東側にある土塁様の地形部分


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同上


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境内地の北東側奥にある古い供養塔など


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馬頭観世音



 印西市:泉福寺薬師堂

 かまがや散歩:印旛を歩く(19) 泉福寺(印西市・岩戸)



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