水戸市杉崎町:杉崎八幡神社と塚群(その2)
過日,杉崎八幡神社(茨城県水戸市杉崎町)を参拝した。祭神は,誉田別命。
杉崎八幡神社の境内地には大小多数の塚がある。現在,それらの塚の中の6基の塚に関し,「八幡前塚群」と呼ばれる塚群を構成する塚として認識されている。
八幡前塚群に関しては,内原町史編さん委員会編『内原町の遺跡-内原町遺跡分布調査報告書-』(1994年)の65頁に詳しい解説がある。
そして,それら6基の塚の中の4基(直径5m前後)は,神社の参道に沿って直線的に並んでいる。
残りの2基は社殿の北側にあり,大きい(直径16m前後)。それら大きな塚に関しては,古墳時代の古墳ではないかという見解もある。
これらの6基の塚の付番は,鳥居から北西の方に向かって順に1号塚~6号塚となっている。
5号塚と6号塚は,もし古墳であるとすれば,杉崎古墳群の一部を構成する古墳ということになるのだろう。
参道脇に並ぶ塚群
(鳥居の方から見た様子)
1号塚
1号塚と2号塚との間にある小塚
2号塚
2号塚と3号塚との間にある小塚
3号塚
4号塚
参道脇に並ぶ塚群
(拝殿の方から見た様子)
西の方から見た5号塚
南の方から見た5号塚
西の方から見た6号塚
南の方から見た6号塚
杉崎八幡神社を参拝した際,近くの林の樹木の枝にトビがとまっているのが見えた。ズームいっぱいでその写真を撮った。
また,杉崎八幡神社の南側にある水田で,ダイサギを見た。
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