佐久市鳴瀬:桃源院
過日,曹洞宗・武陵山桃源院(長野県佐久市鳴瀬)を参拝した。本尊は,釈迦牟尼仏。
下記の桃源院のサイトによれば,桃源院は,天文6年(1537年)に,岩尾城主・大井行真によって祖父・大井行俊の菩提寺として開創された寺院。当時は,高井山桃源院と称し,延命地蔵尊を本尊としていたとのこと。「桃源」は,大井行俊の法名。
桃源院の堂宇はとても立派なものだった。
なお,境内には,トイレの守り神という「ウスサマ明王」の御堂があった。
桃源院の境内地は,台地の段丘崖斜面~段丘崖下にある。その台地の上の平坦面は,上の平遺跡群(佐久市遺跡番号228)と呼ばれる弥生時代~平安時代の遺跡包蔵地となっている。詳細は不明なのだが,集落跡ではないかと思われる。古くから人々が暮らした場所なのだろう。
高瀬西交差点を通り,上の平遺跡群所在地の南東隅付近を通って桃源院の境内地に至り,参拝を終えた後,クルマを停めてあった場所まで徒歩で戻った。
段丘崖から南の方に下る堀切のような道
西の方から見た境内地
桃源院入口付近
六地蔵
山門
中門
本堂
客殿
庫裏
ウスサマ明王堂
六角地蔵石塔
石塔
古い六地蔵
寒念仏供養塔など
寒念仏供養塔・南無阿弥陀仏など
古墳由来石材の二次利用物かもしれない板碑
武陵山 桃源院
この記事へのコメント