千葉県山武郡芝山町新井田:稱名寺
過日,時宗・新田山稱名寺(千葉県山武郡芝山町新井田)を参拝した。本尊は,阿弥陀如来。
稱名寺は,弘安元年(1280年)に最初の本堂が建立され,後に時宗の寺院に改宗し,今日に至っているとのこと。
本尊の阿弥陀如来坐像は,芝山町の有形文化財に指定されている。
現在の堂宇は比較的最近に改築されたものらしいのだが,とても立派なものだった。
稱名寺の境内地から西側一帯は,新井田城という城の城跡とされているのだが,遺構とされるものが貧弱なため城跡ではないとする見解も多い。現在残されているとされている堀跡等は城跡ではなく後代の野馬土手の遺構であるかもしれない。その遺構とされているものの近くを通ったけれども,現況は畑の奥に位置する藪状態の場所だったため,その遺構とされる場所の近くまで行かなかった。
本堂
本堂屋根破風部分
説明板
大師堂
観音堂
敷石
一遍上人御尊像
六地蔵
十六羅漢
新井田城跡とされる場所近くから見た稱名寺の境内地
稱名寺の西側を流れる木戸川
同上
徒歩で移動の途中で見た御堂
芝山町:称名寺阿弥陀如来坐像
余湖:新井田城
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