小諸市甲(旧与良町):大日堂など

過日,与良古墳(長野県小諸市甲)を見学した際,大日堂(長野県小諸市甲)の前を通った。
普通の御堂なのだが,御堂の前に立派な聖徳太子碑などがあり,大日堂と馬頭観世音の説明書が掲示されていた。馬頭観世音は,与良古墳の近くにある。
大日堂の向かいにある太陽光パネル敷地内にも石碑がたてられた築山がある。この築山は,現時点では遺跡またはその一部とはされていない。仮に古墳の残骸であるとすれば,かつて比較的狭い範囲内に70基にも及ぶ多数の墳墓が集中して群集墓となっていた加増古墳群を構成する円墳中の1基の残骸なのかもしれない。あるいは,古墳の残骸ではないとすれば,鎌倉時代~戦国時代の武士の館の土塁跡の一部ではないかと思った。
近隣の古墳群等の分布図は,小諸市史編纂委員会編『小諸市史 考古篇』(昭和49年)の160頁にある。

この通りをちょっと下ったところには手動の消防ポンプが屋外展示してあった。

このあたりで手持ち残り時間と残存体力の限界を感じてしまった。
そこで,このあと2基の古墳を見学するだけにして今回の小諸への旅を終えることにした。


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大日堂


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説明書


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聖徳太子


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如意輪観音


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大日堂の向かいにある築山


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与良古墳近くにある馬頭観世音と道祖神


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手動の消防ポンプ


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与良街の標柱



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