鴻巣市明用:三島神社と古墳

過日,三島神社(埼玉県鴻巣市明用)を参拝した。祭神は,事代主命。
由緒書によれば,三島神社は,明用の地を開発した名主家・鶴間家が勧請して創始された神社と推定されているとのこと。

三島神社の社殿は,三島神社古墳と呼ばれる全長55mの前方後円墳の墳丘上にある。
社殿の造営等のために一部削平されているけれども,全体としては大きな前方後円墳としての威容を示す状態で良好に保存されていると言える。今後もそうあって欲しい。

この古墳を造営した一族の詳細に関しては不明なのだが,埴輪の運搬に関与した一族ではないかとの見解がある(下記の「週末は古墳巡り」のサイトが引用している見解)。
その被葬者の一族がもし埴輪に特化した水上運送にかかわる豪族または官僚であるとすれば,大規模な墳丘墓造営の衰退・墳丘墓における埴輪利用の消滅と同時に,その社会的・経済的勢力を失ったと推定できる。
あるいは,地理的条件から推察して,大規模水害のような自然災害のようなものも考える必要性がある。三島神社古墳の所在地は,自然堤防の上とされている。

三島神社の鎮座地周辺はすっかり宅地開発されてしまっているけれども,神社の境内地とその周辺だけ,何となくほっとするような空間となっている。
境内地の隣地に小さな児童公園があり,ちょうど草刈作業をしているところだった。


IMG_1117.JPG三嶋神社入口付近


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社号標


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鳥居


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参道


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拝殿


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本殿


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由緒書


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三島神社古墳の説明板


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境内社(琴平社・八坂社・天神社)


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道祖神など


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賽ノ神


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神木?


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同上


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神輿庫?


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手水


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古墳由来の石材(説明板脇にあるもの)


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古墳由来の石材(拝殿前にあるもの)


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同上


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本殿裏側(後円部墳丘上)の様子


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西の方から見た後円部
(集会所敷地とするため一部掘削されている)


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北西の方から見た後円部


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北の方から見た後円部


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くびれ部裾付近から見た前方部


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くびれ部上から見た前方部


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前方部上にある賽ノ神など


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前方部上にある境内社(八坂社・稲荷社・天神社)など


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前方部頂にある石祠と力石など


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前方部から見た後円部


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明用児童公園の方から見た前方部


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北の方から見た全景
(左手前が前方部・右奥が後円部)


  週末は古墳巡り:三島神社古墳 鴻巣市明用

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