取手市白山:弘経寺
過日,浄土宗・大鹿山清浄院弘経寺(茨城県取手市白山)を参拝した。本尊は,阿弥陀三尊。
弘経寺の山号は,大鹿山となっている。旧地名が大鹿村であることに由来するものと思われるが,もともとは大鹿氏の旧領だったことから生じた地名。大鹿氏の城跡は,現在取手競輪場になっている場所とされているけれども,立地や地形を中心にざっと見た限りでは,弘経寺の境内地もまた,元は大鹿氏の居館または城と関係するものだったのではないかというような印象を受けた。
弘経寺は,嘆誉良肇上人によって創始された寺院であり,取手市白山の弘経寺のほか,浄土宗・寿亀山松寿院弘経寺(茨城県結城市結城)と浄土宗・寿亀山天樹院弘経寺(茨城県常総市豊岡町甲)がある。
弘経寺の山門は,鐘楼門であり,平成2年に竣工した新しい山門とのこと。非常に立派なものだ。
弘経寺の参道はとても長い。ただし,自動車が通行可能となっているため,のんびりと歩いていると,ちょっと危ない。通行可でも駐車禁止なのではないかと思われるのだが,無謀に駐車しているクルマが数台・・・
弘経寺
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