栃木県下都賀郡野木町佐川野:法得寺
過日,浄土真宗本願寺派・高栄山上宮院法得寺(栃木県下都賀郡野木町佐川野)を参拝した。本尊は,阿弥陀如来。
法得寺は,親鸞の一番弟子・性信房を開基とする古い寺院。下記の法得寺のサイトによれば,元は天台宗・薬王山医王寺と称したが,親鸞と性信房が常陸國布教の旅の途中に立ち寄り滞在中,当時の住職が親鸞の教えに感化され,改宗して高栄山上宮院法得寺と改めたとのこと。
茨城県道・栃木県道190号境間々田線から入る長い参道を進むと境内に至る。堂宇はとても立派だった。
本尊の木造阿弥陀如来立像,銅製薬師如来立像(伝阿弥陀如来像)は,野木町の有形文化財に指定されている。
法得寺の境内地の周囲は,基本的に田となっており,また,境内地の形状は概ね長方形となっている。境内地の形状は昔のままだと推定され,鎌倉時代~室町時代頃には武士の館のような機能をもつ寺院だったのではないかと想像した。
参道
二十四輩第一番碑
境内地入口付近・門柱
門柱脇の石碑
山門
境内案内図
境内の様子
本堂
経蔵
太鼓堂
鐘楼
鐘楼の彫刻(一部)
野木町総合運動公園と法得寺との間を流れる宮戸川
宮戸川西岸の水田地帯
法得寺
ランキングの項目名はシステムによって自動的に設定される仕様となっており、固定的ではありません。任意の設定ができない仕様になっています。そのため,記事内容と関係のない項目名が示されることがあります。
この記事へのコメント