チョウジタデ
先日,水戸市杉崎町の水田地帯を散策中,水田の隅でチョウジタデ(Ludwigia epilobioides)が開花しているのを見つけた。
実サイズや縮尺を完全に無視して写真だけを比較するとチョウジタデとヒレタゴボウはよく似た植物のように見える。しかし,実際のチョゥジタデの花は,とても小さく,「そこに花が咲いている」ということに気づく人はかなり少ないのではないかと思う。
スマートフォンを用いて自由自裁に情報収集できる時代となったが,所詮,画像情報は画像情報,符号列は符号列に過ぎない。実物を知るための努力をしていない人には何の役にもたたないどころか,有害なことさえある。
一般に,無知は怠慢に起因し,怠慢は好奇心の欠如に起因し,好奇心の欠如は知的能力の程度によって大きく左右される。
それゆえ,怠け者であるがゆえに無知であることを避けるべきだという自戒に基づき,このブログのタイトルを決定した。
怠け者ではない人は,自覚的に勤勉であろうとする必要性がない。遺伝子によって決定されているとおり,自動的に勤勉になる。
松江の花図鑑:チョウジタデ(丁字蓼)
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